保育施設だけじゃない!保育士が活躍する意外な職場について

保育士

児童福祉法によると、「保育士とは、保育士の登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう。」とされており、保育以外にも保護者に対する指導なども業務内容となっています。

当記事では、保育施設以外に保育士が活躍できる場や就職先を紹介します。

保育士が活躍している場所・福祉施設

子どもを預かるというよりは、子育て支援などが中心になる福祉施設で活躍する保育士は意外と多いです。

放課後児童クラブ

小学生を放課後や夏休みの機関などに預かる施設です。
高学年になると自宅で過ごすことが多いので、低学年の子どもが中心なのも保育士が活躍しやすい理由。
子どもと遊ぶだけでなく学習指導やイベントなども行います。

児童館

地域における遊びや生活の援助と子育て支援を行う施設で、イベントや子育て相談なども行います。

児童養護施設・乳児院

虐待など様々な理由で親と過ごせない子どもを家庭に変わって育てる施設です。
家庭での子育てと同様に接する必要があり、一緒に買い物に行ったり、お小遣い(児童手当)の管理をしたり、家族のように接します。

1歳未満の乳児を預かる施設が乳児院です。
これらの施設は児童相談所とも連携を行い、保護者支援や退所後のアフターケアなども行います。

このほかにも障がい児施設や母子生活支援施設、子ども家庭支援センターなど、福祉施設で活躍する保育士は多いです。

保育士が活躍している場所・一般企業

保育施設や福祉施設以外の一般企業でも活躍する保育士は多いです。

子育て用品企業

子供服を扱うアパレルや玩具屋さん、子育てグッズのメーカーなどは保育士資格が活きる職場です。
子どもが安全に使える仕様、子どもが興味を持つデザインなどを考えることが必要で、保育士としての知識が活かされます。
もちろん、保育園を運営する企業なども保育士が活躍できる職場でしょう。

講師

子供向けの幼児教室や塾、ピアノや書道の講師なども保育士資格が活かせます。
最近では水泳教室のインストラクターやリトミック講師などが保育士資格も持っているケースも多いです。

子供向け施設のスタッフ

遊園地やテーマパークなどの子供向け施設のスタッフ、子どもの写真を撮る写真スタジオのスタッフなども保育士が活躍できる場所です。
子どもの笑顔を引き出すことが重要になる職場なので、やりがいもあるでしょう。

各所の託児ルーム

近年は子育て支援に力を入れている企業も多く、美容室や歯医者、各種イベント会場などで託児スペースがあることが多いです。
こういった託児ルームで、子どもを預かるというのも保育士の活躍の場と言えるでしょう。

まとめ

保育士の職場というと保育園をイメージする方が多いと思いますが、意外と多くの職場で活躍することができます。

子育て支援のニーズが高まると同時に、保育士の需要も高まっているので、新たな活躍の場を探している保育士は、視野を広く持って探してみるといいかもしれません。

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