看護師は患者の命の安全を守るという大きな責任を担っています。
当記事では、看護師の基本的な責任について解説していきます。
看護師としての責任の重さ
新聞やテレビのニュースで時々、医療事故の報道を目にすることがあります。看護師が注射薬を間違えたり、注射を刺す部位を誤ったりすると、それだけで患者に大きな障害をもたらしたり、最悪の場合は命を落としたりすることもあります。
病院ではちょっと目を離したすきにお年寄り患者がベッドから落ちたり、転んだりする事故もあります。こういった事故はあってはいけないことですが、看護師のちょっとした油断や不注意が取り返しのつかない事態を招くのです。
場合によっては裁判となって業務上の責任を問われることになってしまいます。
自己管理も大事
看護師の仕事に就いたなら、仕事中は全神経を集中して常に注意深く働かなくてはいけません。
そして日々進歩する医療技術においていかれないために、忙しい日常業務に加えて、常に新しい知識を習得し、技術を磨いていく努力が必要です。
また病院はいろいろな病気の患者がいるため、病気に感染する機会もふつうの職場に比べて高いと言えます。風邪をひいたまま看護師の仕事をすれば、抵抗力の弱い子供やお年寄りに感染してしまうかもしれません。
看護師は自分の責任においてしっかりと健康管理をすることも大切な仕事の一つです。
まとめ
このように大きな責任を担う看護師は、精神的にも肉体的にも過酷な仕事です。
しかしそれ以上に人を健康に導く仕事はやりがいがあり、多くの看護師が日々責任を果たしています。