当記事では、看護師の通信教育課程の出願手続きと国家試験対策について解説していきます。
一般的な出願手続き
看護師の通信教育課程の一般的な出願手続きは、入学選考料と併せて入学願書等の必要書類と小論文を提出し、合否は書類選考となります。
必要書類は、大抵の場合、入学願書、写真1枚、准看護師免許証の写し、就業証明書、小論文等となっています。
ただし、中には試験日を設定し、試験会場で小論文とマークシート式の択一試験がある学校や、小論文の代わりに学科試験がある学校もあります。
学科試験がある場合は、第一期が小論文、第二期・第三期が学科試験等となるのが一般的です。
看護師国家試験の合格率は?
通信教育課程を修了すると看護師国家試験の受験資格が得られ、国家試験に合格すると、看護師資格を取得できます。
気になる看護師国家試験の合格率ですが、通信制(新卒)の合格率を過去5年間さかのぼって見てみると、第98回看護師国家試験80.9パーセント、第99回81.3%、第100回86.4%、第101回82.0%、そして平成25年実施の第102回試験では78.7%となっています。
合格率の高さから、働きながらでも少ない時間を駆使し、最大限努力してしっかりと勉強すれば合格できることがうかがえます。
まとめ
通信教育課程においては、看護師国家試験対策も充実しています。
看護学校による対策セミナーや模擬試験、補修講義、集中講座等があり、放送大学におけるeラーニングでは、インターネットでいつでも国家試験の過去問題を受講できます。
通信制であっても、看護師試験合格という最終目標に向けてのサポート体制は万全です。