看護師になるための通信教育を受ける上でネックになるのは、やはり実習等で少なからず現地へ出向かなければならない点でしょう。
場所によっては、学校や実習施設への往復だけでもかなりの時間を費やすことになり、宿泊せざるを得ない場合もあるでしょう。
当記事では、そのような悩みを解決する地元貢献型の学校・穴吹医療大学校について解説していきます。
穴吹医療大学校の場合
香川県にある穴吹医療大学校は、「中四国のための」看護学校です。
「すべての教育を地元で」をモットーとしており、2年間すべての教育課程を日帰りで受講することを可能にしています。
病院見学実習は、中国四国地方にある116の病院施設で実施され、スクーリングと単位認定試験は、四国4県と岡山県、広島県で実施されます。
中国四国地方に居住があれば、すべて日帰りで受講できる準備態勢です。
単位を放送大学と併せて取るタイアップ型
穴吹医療大学校は、通信教育で看護師国家試験の受験資格を取得するために必要な全65単位を放送大学と併せて取るタイアップ型で、全65単位のうち32単位を放送大学で取ることができます。
また、入学前に放送大学等で取得した単位は、履修単位として認定してもらえます。
学費について
学費は、入学金と授業料で2年間で84万円、プラス放送大学の学費18万円、教科書代5万円にその他費用8万円の合計115万円です。
奨学金等の学費サポートシステムには、教育訓練給付制度、母子家庭自立支援給付金事業、日本看護協会と広島県看護協会の奨学金制度、各都道府県看護師等修学資金貸与制度、国の教育ローンとオリエントコーポレーションの教育ローンがあります。